<?xml version="1.0" encoding="UTF-8"?>
<feed xmlns="http://www.w3.org/2005/Atom">
    <title>催眠術の世界</title>
    <link rel="alternate" type="text/html" href="http://www.mesmerism.jp/" />
    <link rel="self" type="application/atom+xml" href="http://www.mesmerism.jp/atom.xml" />
    <id>tag:www.mesmerism.jp,2009-07-10://1</id>
    <updated>2009-07-13T12:07:47Z</updated>
    
    <generator uri="http://www.sixapart.com/movabletype/">Movable Type Publishing Platform 4.0</generator>

<entry>
    <title>催眠術と法令</title>
    <link rel="alternate" type="text/html" href="http://www.mesmerism.jp/2009/04/post-14.html" />
    <id>tag:www.mesmerism.jp,2009://1.21</id>

    <published>2009-04-06T11:47:37Z</published>
    <updated>2009-07-13T12:23:34Z</updated>

    <summary> 「医師法」の施行により医療関係者の身分が確立したのは、明治三十九年五月二日であ...</summary>
    <author>
        <name>yoshida</name>
        
    </author>
    
        <category term="催眠術とは？" scheme="http://www.sixapart.com/ns/types#category" />
    
    
    <content type="html" xml:lang="ja" xml:base="http://www.mesmerism.jp/">
        <![CDATA[<div id="entry">
<p>「医師法」の施行により医療関係者の身分が確立したのは、明治三十九年五月二日である。また、催眠術の取り締まりを項目に加えた「警察犯処罰令」の施行されたのが、明治四十一年九月二十九日である。この規定には次のようになっている。</p>
<p>"「濫（みだり）二催眠術ヲ施シタル者ハ、三十日以下ノ拘留、又ハ二十円以下ノ罰金」"</p>
<p>当時の東京帝国大学医科大学を卒業し、内科か外科を選べば、高い社会的地位と、高収入は約束されていた。要するにエリート中のエリートである。またこの頃、精神科の地位は非常に低く、精神科を希望するものは変人といわれるほどで、ほとんどいなかった。</p>
<p>しかし、民間レベルの催眠療法所は巷に氾濫し、技術的上下はあるにしても、催眠療法で完治してしまう場合が多く、ビジネス的に当然エリート医師たちを脅かした。</p>
<p>確かに催眠術は、犯罪につながる要素は十二分にあるが、当時、医師たちを脅かしたことも事実である。例えば、当時催眠術界の第一人者と称されていた清水英範は、出張治療の度に、大量の患者を集め、彼の出張先の病院を経営困難に追い込んだという。丁度その頃出来たのが上記の「警察犯処罰令」である。しかし、いつなくなったか定かでないが、現在はこの規定はなくなっている。</p>
<p>現在でも、高年令医師の過半数の人達が、催眠術を極端に嫌うところがあるのは面白い現象である。これは祖父の代から伝えられた、医師家族の言い伝えなのかもしれない。</p>
<p>上記のように、催眠術が軽犯罪法の取り締まり対象になる事で、催眠術師達は、衣替えを余儀なくされた。そこで、「催眠術」という名を使わなければ、取り締まり対象にはならないと云う事で、催眠術を「霊術」という名前に変えていった。</p>
<p>当時の「催眠術」を、ネーミングを変えたものに次のようなものがある。</p>
<p>心霊治療、大霊道、リズム学､気合術、念射療法、神術、霊動術、精神療法、等・・・</p>
<p>また、催眠術のネーミングを霊術に変えた事により、宗教色が濃くなってきたことも興味を引くところである。また、大正九年（１９２０年）末の段階で、大阪には多数の霊術団体がひしめいていたという。その主なものだけでも「天命学院」「大霊道大阪支部」「御獄教天霊教会」「心霊現象研究会」「帝国神秘会」「天霊協会」などなどである。なかには、そのまま名前を変えて、現在では有名な宗教団体になっているものもいくつかある。</p>
<p>やがて大正期に入り、催眠術はさまざまな精神療法、新宗教の中に溶け込んでいった。フロイトの精神分析が話題になったのも丁度この頃である。</p>
<p>メスメルの動物磁気治療とは、治療を受けた人も大量の動物磁気を体内に保有し、すぐに他の人の治療ができるということで、動物磁気催眠術師の数は、飛躍的に増大していった。これとまったく同じことが、大正期に入った日本でも霊術界で起こっている。</p>
<p>やがて、昭和十年（１９３５年）頃になると、霊術に対しての国家の圧力が一段と強化され、民間での催眠術は消えていった。しかし、陸軍中野学校では密かに、催眠術が教授されていたと伝えられている。日本における催眠術は、この頃までが絶頂期で、この時代で封印されてしまった。したがって、この時代には、すぐれた実践派の催眠術師が、数多く居たことも事実である。しかし、その催眠誘導テクニックは、現在一部しか伝えられて居ない。この辺の流れは、武術の世界に非常に類似して居る。</p>
<p>時代と共に発展していくものの方が多い中に、日本の催眠技法は一昔前に、取り残されれてしまったような気がする。この辺のところが、催眠術の奥の深いところであり、魅力でもあるのだ。</p>
</div>
]]>
        
    </content>
</entry>

<entry>
    <title>福来友吉</title>
    <link rel="alternate" type="text/html" href="http://www.mesmerism.jp/2009/04/post-13.html" />
    <id>tag:www.mesmerism.jp,2009://1.20</id>

    <published>2009-04-07T11:46:48Z</published>
    <updated>2009-07-13T12:22:29Z</updated>

    <summary> 日本における「催眠」の歴史をひもといて行くと、必ず「福来友吉」という名前と、「...</summary>
    <author>
        <name>yoshida</name>
        
    </author>
    
        <category term="催眠術とは？" scheme="http://www.sixapart.com/ns/types#category" />
    
    
    <content type="html" xml:lang="ja" xml:base="http://www.mesmerism.jp/">
        <![CDATA[<div id="entry">
<img src="http://mesmerism.jp/images/fukurai.jpg" class="picture-left" alt="福来友吉" />
<p>日本における「催眠」の歴史をひもといて行くと、必ず「福来友吉」という名前と、「千里眼事件」というのが出てくる。</p>
<p>福来友吉（１８６９～１９５２）とは、催眠術の研究に本格的に取り組んだ日本最初の心理学者で、当時東京帝国大学に心理学教授として在籍し、明治三十九年、「催眠心理学」「催眠心理学概論」（明治三十八年出版）という著書を出版し、戦前までの日本を代表する催眠研究の書として評価されていた。</p>
<p>図 ２：福来友吉博士。超常能力の実験を行い、世界に先駆けて「念写」という現象を発見した。</p>
<div class="clear-left"></div>
<p>福来の著書「催眠心理学」は、欧米での当時の研究状況と膨大なる実験データが記載されていて、このなかには、合理的説明のつきにくい現象が、数多く記載されている。</p>
<p>例えば、福来本人の実験のなかに、催眠に入っている被験者が、福来の机上に置かれていた学習書の何ページに何がかかれているかをぴたりと言い当てたとある。しかも、この被験者は、高等教育を受けたものではなく、その学習書を理解することなどとても不可能だったという。こうした実験結果から、彼は超常現象の存在を意識し始めていった。</p>
<p>「催眠心理学概論」には、プランセット（こっくりさんの原点）による自動書記現象を、誰にでもある、第二人格（現在の多重人格現象）の自分以外の人格による現象と解釈し、また当時ちまたで流行していた、霊界との交信現象を、強迫観念にもとづく幻視、幻聴と位置づけている。しかし、催眠による"感覚鋭敏化現象"として「千里眼」（当時、透視や予言等のことを千里眼といった）等は、「潜在意識」による特殊現象とするだけで、その具体的な分析はされていない。この種の研究は、当時も現在もまったく同じである。　千里眼事件とは、明治四十三年（１９１０年）から四十四年にかけて、超常能力の有無をめぐっての肯定派と否定派を二分し、論戦した事件であり、当時マスコミの中心であった新聞を大いににぎわした事件である。この事件の中心人物は、御船千鶴子と長尾都子という二人の超常能力者（千里眼）で、この二人の女性をいろいろな角度から、実験研究をしたのが"福来友吉"であった。また、この二人の女性が超常能力にめざめたきっかけが催眠術であったことから、催眠術自体が、この事件に深く関与したことになり、催眠術の動向にも大きな影響を与えた。</p>
<img src="http://mesmerism.jp/images/mifune1.jpg" class="picture-right" alt="右：御船千鶴子、左：長尾郁子" />
<p>明治四十三年九月以降、千鶴子が本格的にマスコミに登場するようになると、全国から続々と超常能力者が名乗りを上げた。この中の、二十八人の超常能力者に関するデータによると、催眠中の暗示によると答えたものが九人、御船千鶴子を模凝したと答えたものが五人、（「千鶴子の模擬」とは、催眠術による暗示と、精神集中トレーニングのことだと思う）ということは、理由不明の者三人を除いた二十五人中、じつに十四人が超常能力発現のきっかけを「催眠術」としていることになる。</p>
<div class="clear-right"></div>
<p>図３：右は精神を集中して透視をする御船千鶴子、左は世界で初めて念写を成功させた長尾郁子</p>
<p>やがてこの二人の女性の急死（明治四十四年一月千鶴子の自殺、同年二月都子の病死）により、また、日露戦争の影響もあって、千里眼事件は終止符を迎えた。</p>
<p>その後、物理学者を中心とする否定派学者の強力な批判、マスコミによる批判もあり、福来友吉は、おおやけの場から遠ざかっていった。</p>
<p>その"福来友吉"が再び沈黙を破ったのが、二年後の大正二年（１９１３年）八月、「透視と念写（宝文社）」の刊行である。彼は同書で、新たな超能力者、高橋夫人の存在を紹介すると同時に、かって彼と一緒に実験研究をしたことのある、物理学者などに共同実験を呼びかけたが、福来の呼びかけに答えたものは一人もいなかった。</p>
<p>その後福来は、大正四年十月（１９１５年）東京帝国大学を去っていった。去っていったというよりも、追放されたという方が的確かもしれない。その頃の福来は、催眠、透視、念写、霊現象等の、オカルト現象の研究に没頭していたため、世間からは、お化け博士とか、幽霊博士と云われ、変人あつかいされていた事も事実である。福来が四十六才の頃の話である。（１９５２年８３才にて没）</p>
</div>
]]>
        
    </content>
</entry>

<entry>
    <title>催眠術と心霊学</title>
    <link rel="alternate" type="text/html" href="http://www.mesmerism.jp/2009/04/post-12.html" />
    <id>tag:www.mesmerism.jp,2009://1.19</id>

    <published>2009-04-08T11:45:59Z</published>
    <updated>2009-07-13T12:21:33Z</updated>

    <summary> 二十世紀初頭に始まり、現在でもいまだに、科学とオカルティズムの中間的立場にある...</summary>
    <author>
        <name>yoshida</name>
        
    </author>
    
        <category term="催眠術とは？" scheme="http://www.sixapart.com/ns/types#category" />
    
    
    <content type="html" xml:lang="ja" xml:base="http://www.mesmerism.jp/">
        <![CDATA[<div id="entry">
<p>二十世紀初頭に始まり、現在でもいまだに、科学とオカルティズムの中間的立場にある「心霊学」という分野がある。</p>
<p>心霊学とは、霊の実存、テレパシー、透視、念力等その他の超常現象を、科学的に検証しようという学問（万人が学問として認めているわけではない）で、この中には催眠術も含まれている。催眠術は心霊学にとって、それ自体が研究対象であり、また、二十世紀初頭には、超常現象を意図的に発生させる術として、あたりまえに利用されていた。また当時、欧米のある一派の研究団体の中には、催眠術を心霊現象と唱える一派も出てきたりして、本当は心理学と密接な関係にあったはずの催眠というものが、時代と共に心理学と切り離されていってしまったことも事実である。しかし、催眠現象の中には、現在の心理学でも、簡単に説明のできない現象があることも事実である。</p>
<p>要するに「催眠」というものは、「暗示」だけを取れば、ある程度科学的に説明できるが、暗示により誘導される「心」の追求をして行くと、テレパシー、透視等の超常現象につながりが出てきて、科学的に説明のつかない現象が出てくる。また、「気功」とも密接なつながりが出てくることも事実である。この変の催眠研究は、二十世紀初頭も現在も、あまり進歩していない。この変の不可思議さが「催眠」の魅力でもあるのだ。</p>
</div>

]]>
        
    </content>
</entry>

<entry>
    <title>日本における催眠術</title>
    <link rel="alternate" type="text/html" href="http://www.mesmerism.jp/2009/04/post-11.html" />
    <id>tag:www.mesmerism.jp,2009://1.18</id>

    <published>2009-04-09T11:45:00Z</published>
    <updated>2009-07-13T12:20:28Z</updated>

    <summary> 日本に催眠術が移入されたのは明治１６年（１８８３年）頃とされているが、当時の日...</summary>
    <author>
        <name>yoshida</name>
        
    </author>
    
        <category term="催眠術とは？" scheme="http://www.sixapart.com/ns/types#category" />
    
    
    <content type="html" xml:lang="ja" xml:base="http://www.mesmerism.jp/">
        <![CDATA[<div id="entry">
<img src="http://mesmerism.jp/images/s-image2.gif" alt="" />
<p>日本に催眠術が移入されたのは明治１６年（１８８３年）頃とされているが、当時の日本は、メスメリズム的な催眠とヒプノティズム的な催眠が、ミックスされて移入されてきた。こっくりさん（テーブルターニング）等はメスメリズム的催眠のひとつである。メスメリズムの、オカルティックなイメージを払拭するために命名したヒプノティズムは、やがて１９世紀後半から２０世紀にかけて心理学、精神医学の一分野とされる一方、メスメリズムは、オカルトであり魔術、妖術、と同類にされていった。要するに、ヒプノティズム＝「科学」、メスメリズム＝オカルト、という形成のまま現代に至っている。</p>
<p>また、現代は、ヒプノティズム的な催眠の研究がほとんどで、メスメリズム的な催眠の研究はほとんどされていないために、催眠誘導法も初期の誘導法とはかなり違いが出てきていることも確かである。また、その誘導法が進歩されたものもあり、その逆があることも事実である。これは例えて言うと、「柔道」をルールで縛りつけ、反則技（禁止技）を多く作り、しかも重量制にし、完全なスポーツにしてしまったために、本来の「武術としての柔道」がまったく消えていってしまったのに似ている。</p>
<p>２１世紀に入り、科学万能の現在でも、「催眠」というものをすべて科学で割り切ろうとすると、いささか無理があるような気がする。</p>
<p>「催眠」とはそんな底の浅いものではない。いろいろな実験やテストを続ければ続けるほど、現在の科学では説明のつかない数々の現象が出てくる。</p>
<p>これははたしてオカルトの分野なのか、または、現在の科学より先にいっているのか、それはさだかではない。</p>
<p>要するに、「脳と心のつながり」「意識と無意識の関係」「精神と魂」「死後の世界」等が科学的に解明できない限り、「催眠の世界」も解明できないのではないかと思う。催眠とはそのくらい奥の深いものである。</p>
<p>１７７０年代、「動物磁気」「動物電気」ということで、動物から発する磁気や電気をコントロールすることでいろいろな現象が起こると、催眠現象を科学的に説明しようとしたのがアントン・メスメルである。</p>
<p>かくして、メスメリズム的催眠は、「科学」と「オカルト」両極のイメージを一気に獲得し、１９００年以降、催眠術は再びブームを迎えた。</p>
<p>日本においても明治３６年（１９０３年）以降一気にブームとなり、明治３６年から明治４５年にかけて、実に１ ０ ０冊以上の催眠術書が刊行され、また、小野福平の「大日本催眠術奨励会」、桑原俊郎の「精神研究会」、山口三之助の「帝国催眠学会」等が、組織的な通信教育を軸とする民間団体として活動するようになった。</p>
<p>ちなみに当時の、催眠術の伝授料金は、三十円前後（当時、もりそば一杯の料金が二銭ということは、現在四百五十円の計算で、約六十七万五千円に相当する）であった。</p>
</div>
]]>
        
    </content>
</entry>

<entry>
    <title>催眠術の歴史</title>
    <link rel="alternate" type="text/html" href="http://www.mesmerism.jp/2009/04/post-10.html" />
    <id>tag:www.mesmerism.jp,2009://1.17</id>

    <published>2009-04-10T11:43:20Z</published>
    <updated>2009-07-13T12:19:27Z</updated>

    <summary> 催眠術は、明治初期頃日本に移入してきたとされ、その間、何度もブームを巻き起こし...</summary>
    <author>
        <name>yoshida</name>
        
    </author>
    
        <category term="催眠術とは？" scheme="http://www.sixapart.com/ns/types#category" />
    
    
    <content type="html" xml:lang="ja" xml:base="http://www.mesmerism.jp/">
        <![CDATA[<div id="entry">
<img src="http://mesmerism.jp/images/s-image1.jpg" alt="" />
<p>催眠術は、明治初期頃日本に移入してきたとされ、その間、何度もブームを巻き起こしつつ現代にいたっている。</p>
<p>しかし、「催眠術」という語がかもしだすいかがわしさ、うさんくささは、「ジュツ」という響きの中に凝縮されているように思う。催眠術師も魔術師も妖術師も、どうも同じジャンルの存在に思われる響きがある。</p>
<p>そこで現在、心理学系の分野では、「ジュツ」を取って「催眠」「催眠法」という語を使用している。</p>
<p>ここで「催眠」は、科学の研究たり得るのか、それともオカルティックな「秘術」の類なのか、"フランツ・アントン・メスメル"に始まる近代催眠術の歴史は、この両極の間をさまよってきた。メスメルがパリで催眠療法を始めたのは１７７８年のことである。</p>
<p>メスメルの理論の中心は、「動物磁気説」である。宇宙には目に見えない流体「動物磁気」がすみずみまで浸透しており、病気とはこの流体の滞りによって生じることで、大量の動物磁気を保有している人間が、病人にそれを分けてあげれば、病気は治癒するという説である。こうして彼が、あくまでも科学として提示した理論体系を、「メスメリズム」と称されるようになった。メスメリズムこそまさしく「気功療法」であり、催眠と気功のつながりが出てくる。</p>
<p>その後、メスメルの弟子である"ピュイゼギュール"という人物が、動物磁気催眠という技法を発見し、いろいろな実験やテストをすることにより、メスメリズムは急速に心霊的世界に接近していった。被験者の一部は、自分の病気を治しただけではなく、まったく医学的知識を持っていないにもかかわらず、他人の病気をも診断し、最も効果的な治療法を指示した。また、列席者（新聞記者）の財布の中身を、コインの種類からその数までぴたりと当てたという。また、未来のできごとを予見したり、密閉された箱の内部の物体を見たりと、その他さまざまな超常現象の実験をしたとされている。このとき、メスメリストたちは、動物磁気催眠が引き起こす多種多様な超常現象こそ、科学を越えた「超科学」であると唱えた。しかしこのような不可思議な、科学的に証明されないものは、世に受け入れられないのが昔も今も常である。</p>
<p>かくしてメスメリズムは、フランス革命以後、"催眠"の原点である"メスメリズム"からはなれ、「超科学」という不可思議な思想を形づくっていった。時は１７７８年から１７８０年頃のことである。</p>
<p>このような、ある意味でオカルティックな催眠実験を主体にした"メスメリズム"に対して、催眠現象は大脳内部の生理学的な作用であるとして、「ヒプノティズム」と命名したのがイギリスの外科医"ジェイムス・ブレイド"である。</p>
<p>彼によって近代科学の領域に引き寄せられた催眠術研究は、１８８０年代にいたって、さらに"フロイト"等の研究によって精神分析の内部に取り込まれ、心理学の一分野として認められるようになり、フランスを中心に最盛期を迎えるようになった。</p>
<p>したがって現在も、和英辞典によって「催眠術」と引用すると、"メスメリズム'"ヒプノティズム"と二つの言葉が出てくる。しかし、現在はほとんどヒプノティズムで統一されているようである。</p>

</div>
]]>
        
    </content>
</entry>

<entry>
    <title>催眠術についての質問－その３</title>
    <link rel="alternate" type="text/html" href="http://www.mesmerism.jp/2009/05/post-5.html" />
    <id>tag:www.mesmerism.jp,2009://1.8</id>

    <published>2009-05-08T07:35:57Z</published>
    <updated>2009-07-13T12:18:00Z</updated>

    <summary> 質問７　催眠と自律神経の関係について教えてください 質問８　催眠では人を自殺さ...</summary>
    <author>
        <name>yoshida</name>
        
    </author>
    
        <category term="催眠術についての質問" scheme="http://www.sixapart.com/ns/types#category" />
    
    
    <content type="html" xml:lang="ja" xml:base="http://www.mesmerism.jp/">
        <![CDATA[<div id="entry">
<div class="sikaku-color-blue">
<a href="#qa-07">質問７　催眠と自律神経の関係について教えてください</a><br/>
<a href="#qa-08">質問８　催眠では人を自殺させたり、死につながるようなことはできないということを、ある本で読みましたけど、本当はどうなのですか？</a><br/>
<a href="#qa-09">質問９　催眠は、悪用しようと思ったらいくらでもできると思うのですけど？</a><br/>
<a href="#qa-10">質問１０　催眠と暗示について教えてください</a><br/>
</div><br/>
<div class="line-no1"><a name="#qa-07">質問７　催眠と自律神経の関係について教えてください </a></div><br/>
<div class="sikaku-1">
<p>これは非常によい質問です。これから催眠を覚える上で、絶対に頭に入れておかなくてはいけないことです。わかりやすく簡単にお答えします。</p>
<p>自律神経には「交感神経」と「副交感神経」があります。</p>
<p>普段仕事をしていて気が張っているときとか、神経をピリピリしてなにかをやっているときや、緊張時等に働いているのが「交感神経」で、のんびりリラックスしているとき、眠っているとき、好きな音楽等を聞いていい気持ちでウットリしているとき、等働いているのが「副交感神経」になります。</p>
<p>人間は、一日二十四時間のうち、この両交感神経が、片寄らないようにバランスよく働いていればよいのですけど、心配事があったり、イライラしていたり、緊張時が続いたりすると、「交感神経」が働きっぱなしになってしまって、「副交感神経」に変わらないため、結果として不眠症、肩こり、胃炎その他の後遺症につながっていきます。</p>
<p>「催眠」は、まず副交感神経を出すように誘導していくことから始まります。</p>
<p>「催眠者」となるあなた自身で、これからは、今は「交感神経」が働いている、今は「副交感神経」が働いていると意識してみることも必要です。</p>
<div align="right"><a href="#top">一覧へ戻る</a></div>
</div><br/>
<div class="line-no1"><a name="#qa-08">質問８　催眠では人を自殺させたり、死につながるようなことはできないということを、ある本で読みましたけど、本当はどうなのですか？</a></div><br/>
<div class="sikaku-1">
<p>非常に物騒な質問ですが、誰もが興味のあるところです。</p>
<p>催眠を相当研究している心理学者の先生でも、死につながるほどの極端な状態になると理性のほうが勝ってしまって、催眠から覚めてしまうため不可能だと言います。</p>
<p>しかし、絶対に不可能であるとは言えません。私が実験したわけではないので、それ以上のことは言えませんが、何回も言うように、「催眠の誘導技法」はアイデアとセンスです。理論や能書きではありません。このへんはあまり詳しく書くと、さし障りがありますので、武道の世界に相通ずるところがある、とだけ記しておきます。</p>
<div align="right"><a href="#top">一覧へ戻る</a></div>
</div><br/>
<div class="line-no1"><a name="#qa-09">質問９　催眠は、悪用しようと思ったらいくらでもできると思うのですけど？</a></div><br/>
<div class="sikaku-1">
<p>町に出れば、刃物等すぐに手に入ります。しかし、これを凶器にして悪用しようと思う人がいても、事前にわかるはずがありません。どこの家庭にでもある包丁も、料理を作る道具にもなり凶器にもなるのです。これはその人の理性の問題です。催眠も同じことが言えます。悪用しようと思えば確かにできます。しかし、悪用できるくらいの技術ということは、それまでに多数の実験、練習を重ねた相当の熟練者でなくては無理です。</p>
<p>最初は不純な気持ちから、催眠を覚えようという気持ちがあったにしても、少しできるようになり、本当に自分のものにしようと思ったとき、そのときはもっと上達しようという気持ちから、最初の気持ちとは変わっているはずです。</p>
<p>たとえば、ケンカに強くなろうという気持ちから空手を習い出した若者が、やがて有段者になり、空手の魅力に取りつかれたとき、初心の気持ちはなくなっているのに似ています。何事も"ちょっとかじる"というのが、一番よくないような気がします。</p>
<p>催眠の場合、ちょっとかじったくらいでは、悪用できるほどの「技術者」には、絶対になりません。</p>
<div align="right"><a href="#top">一覧へ戻る</a></div>
</div><br/>
<div class="line-no1"><a name="#qa-10">質問１０　催眠と暗示について教えてください</a></div><br/>
<div class="sikaku-1">
<p>我々人間は、知らず知らずのうちに人に暗示を与えたり、人から暗示を与えられて生活をしています。しかしほとんどそれに気付いていません。</p>
<p>約三才から六才くらいまでの幼児のお母さんは、その子供にとって世界一の催眠術師であると言われています。お母さんのその子供に言う言葉は、ほとんど暗示語として伝わってしまうのです。子供のうちに潜在意識に蓄積されてしまった暗示は、一生取れない場合もあります。たとえば"おまえは本当にバカな子だね"と毎日のように言い続けたとしたら、その子供にとって最悪の事態を招きます。その反対に、学校ではまったく勉強のできない自分の子供に"おまえは天才だ、おまえは必ずすごいことをやる"いう言葉をいつも言われているうちに、世界的な発明家になってしまったのがあの「エジソン」であると言うのは有名な話です。</p>
<p>あなたがもしも風邪をひいて、薬局に薬を買いに行ったとき、初めて聞いた名前の薬とテレビコマーシャルでいつも見ている薬と値段が同じだったらどちらを買いますか。よほどのへそ曲がりでない限り、コマーシャルで見ていたほうの薬を買うと思います。これも暗示効果です。</p>
<p>このような「暗示」を、「暗示語」として意識して使い、被験者をトランス状態に誘導していくのが「催眠」です。</p>
<div align="right"><a href="#top">一覧へ戻る</a></div>
</div>

</div>
]]>
        
    </content>
</entry>

<entry>
    <title>催眠術についての質問－その２</title>
    <link rel="alternate" type="text/html" href="http://www.mesmerism.jp/2009/05/post-4.html" />
    <id>tag:www.mesmerism.jp,2009://1.7</id>

    <published>2009-05-09T07:34:52Z</published>
    <updated>2009-07-13T12:16:52Z</updated>

    <summary> 質問４　初心者としての被験者を選ぶコツを教えてください 質問５　催眠に後遺症と...</summary>
    <author>
        <name>yoshida</name>
        
    </author>
    
        <category term="催眠術についての質問" scheme="http://www.sixapart.com/ns/types#category" />
    
    
    <content type="html" xml:lang="ja" xml:base="http://www.mesmerism.jp/">
        <![CDATA[<div id="entry">
<div class="sikaku-color-blue">
<a href="#qa-04">質問４　初心者としての被験者を選ぶコツを教えてください</a><br/>
<a href="#qa-05">質問５　催眠に後遺症というのはないのですか？</a><br/>
<a href="#qa-06">質問６　メンタルトレーニングと催眠とはどこが違うのですか？</a><br/>
</div><br/>
<div class="line-no1"><a name="#qa-04">質問４　初心者としての被験者を選ぶコツを教えてください </a></div><br/>
<div class="sikaku-1">
<p>初心者として最初のうちは、十才から十五才くらいまでの、大人の言うことをよく聞く素直な子供を被験者にすることをお薦めします。そして、必ずそばに第三者がいることを条件に、テスト練習することが望ましいでしょう。そばに誰もいないと、被験者に恐怖心を持たせてしまう場合があります。</p>
<p>次にあなた自身がリラックスして、ちょっとしたゲーム感覚で始めるとよいと思います。そのときあなたは被験者に、初心者だということを絶対にさとられてはいけません。</p>
<p>少し慣れてきたら、飲み会とか、ちょっとした家族パーティー等で練習してみるのもよいと思います。そのようなときは催眠に興味のある若い女性が望ましいでしょう。</p>
<p>"アルコールが入っていても、催眠にかかるのか"という質問もよくありますが、泥酔状態は別として、人間アルコールがちょっと入ると、普段よりもリラックスした状態になります。したがって誘導しやすくなることも事実です。</p>
<p>催眠の誘導技術を上達させるには、いろいろなタイプの被験者に接してみなくてはなりません。いろいろなタイプとは、男性、女性、年齢的に、下は六才ぐらいから、上は八十才くらいまで、あなたの言うことをよく理解できる人なら誘導することは可能です。</p>
<p>ただし、あまり高齢者になると、難しいところがありますので、最初のうちは避けたほうがよいと思います。</p>
<div align="right"><a href="#top">一覧へ戻る</a></div>
</div><br/>
<div class="line-no1"><a name="#qa-05">質問５　催眠に後遺症というのはないのですか？</a></div><br/>
<div class="sikaku-1">
<p>催眠は、覚醒法がしっかりしていれば、後遺症は絶対にありません。
しかし、一人の被験者に何度も導入していると、その被験者の導入されるテンポがどんどん早くなり、しまいには、指ひとつ鳴らしただけで、運動支配も感覚支配も通り越していきなり記憶支配に入ってしまう場合もあります。</p>
<p>したがって一人の被験者に、いたずら半分に掛け続けることは、絶対にやってはいけないことです。</p>
<p>私事で恐縮ですけど、私は四十年以上催眠にたずさわり、今まで何千人という被験者を対象に、いろいろな催眠をやってきました。しかし、今までに後遺症になった人は１人もいません。これで後遺症はないという証明になるのではないでしょうか。</p>
<div align="right"><a href="#top">一覧へ戻る</a></div>
</div><br/>
<div class="line-no1"><a name="#qa-06">質問６　メンタルトレーニングと催眠とはどこが違うのですか？</a></div><br/>
<div class="sikaku-1">
<p>はっきり言って同じです。しかしメンタルトレーニングの場合は、自己催眠的なこと（自律訓練法等）を取り入れた指導が多く、他者催眠的な誘導はあまり取り入れていないはずです。「瞑想誘導催眠」等は取り入れる場合はありますが、強力な他者催眠誘導はまだ日本では取り入れていません。私個人としては、何人かの有名プロスポーツ選手の個人指導はやっていますが、メンタルトレーニング的な指導ではなく、あくまでも他者催眠的指導です。結果としては、心のトレーニング、心のコントロールに関して言えば、「催眠」以上のものはないと断言します。</p>
<p>近年日本でも、各種プロスポーツの世界や大学の運動部では、メンタルトレーニングは当たり前に取り入れられるようになりました。これも最近の話で、一昔前までは、スポーツは肉体の鍛錬と練習のみであり、心のトレーニング等は考えませんでした。</p>
<p>私の知るかぎりでも、優秀な指導者に恵まれ、すばらしい効果を上げているのも実際に見ています。
要するに、メンタルトレーニングも「催眠」なのですから、書籍等で覚えようとしても無理が出てきます。やはり、しっかりした指導者について学ぶべきだと思います。</p>
<div align="right"><a href="#top">一覧へ戻る</a></div>
</div>

</div>
]]>
        
    </content>
</entry>

<entry>
    <title>催眠術についての質問－その１</title>
    <link rel="alternate" type="text/html" href="http://www.mesmerism.jp/2009/05/post-3.html" />
    <id>tag:www.mesmerism.jp,2009://1.6</id>

    <published>2009-05-10T07:33:15Z</published>
    <updated>2009-07-13T12:15:50Z</updated>

    <summary> 質問１　「他者催眠 」はどのようなことに利用できるのですか? 質問２　自己催眠...</summary>
    <author>
        <name>yoshida</name>
        
    </author>
    
        <category term="催眠術についての質問" scheme="http://www.sixapart.com/ns/types#category" />
    
    
    <content type="html" xml:lang="ja" xml:base="http://www.mesmerism.jp/">
        <![CDATA[<div id="entry">
<div class="sikaku-color-blue">
<a href="#qa-01">質問１　「他者催眠 」はどのようなことに利用できるのですか?</a><br/>
<a href="#qa-02">質問２　自己催眠と他者催眠とどちらが難しいですか?</a><br/>
<a href="#qa-03">質問３　催眠にかかりやすい人と、かかりにくい人とはどういうタイプの人ですか?</a><br/>
</div><br/>
<div class="line-no1"><a name="#qa-01">質問１　「他者催眠 」はどのようなことに利用できるのですか? </a></div><br/>
<div class="sikaku-1">
<p>まず、「催眠」には、「自己催眠」と「他者催眠」があります。</p>
<p>「自己催眠」とは、自分で自分の心をコントロールし、誘導していく技法で、「他者催眠」とは、他の人を催眠誘導していくことを言います。</p>
<p>他者催眠の利用法としては数限りなくあります。まず、人間の病には、肉体的な病と精神的な病があります。</p>
<p>たとえば、極度のストレスを抱えている人、悩みごとをずっと抱えている人、これはりっぱな「精神的な病」に入ります。</p>
<p>そのような状態の人は後遺症として、偏頭痛、肩こり、胃炎、その他いろいろな二次的な症状が出てきます。そこで一時的にでも、ストレスを取り除いてあげたり、悩みごとを忘れさせてあげるのが「他者催眠の力」なのです。</p>
<p>また、イライラ、緊張、不安、あがり等を取り除いてあげたりと、精神的な治癒力に関して言えば、「催眠の力」が最高であると言っても決して過言ではありません。しかし、なんでも催眠で治せると思うのは、非常に危険な場合があります。あくまでも医師との連係プレーでなくてはいけません。</p>
<p>医者に行っていろいろな検査、診察をしたところ、肉体的にはどこも悪いところはないと医師に診断されたのに、なにか一日中頭が痛いとか、胃がチクチク痛むとか、そのような被験者の場合、「催眠」の出番になるわけです。</p>
<p>しかし、あなたが催眠誘導がある程度できるようになったとき、催眠に導入して、ただ、「偏頭痛は完全に治りました」とか「胃の痛みはもう忘れました」では、そのとき一時的に治ったにしても、すぐに元に戻ってしまいます。</p>
<p>そこでまず、ストレスや悩みごとの。"根っこ"を探り出し、取り除いたり忘れさせてあげなくてはなりません。それにはまず「カウンセリングをかねたラポール作り」から始まり、催眠導入のあと、「どのような角度から"暗示"を与えていくか」、ここが非常に重要なポイントになってきます。</p>
<p>そこで、あなた独自のアイデアとセンスが生かされてくるのです。</p>
<p>たとえば欧米では次のような例がありました。</p>
<p>ある若者が、ガールフレンドとドライブを楽しんでいたとき、そのガールフレンドが急に腹痛に悩まされ、たまたまその彼氏の方が催眠術ができたので、催眠でその痛さをとってあげたところ、うそのようにケロッと治ってしまい、そのまま何日かたって、また腹痛になったので今度は医者に行ったところ、盲腸と診断され、手遅れ寸前だったという例があります。</p>
<p>この場合、催眠で痛みは忘れさせても、盲腸の治療にはならなかったというよい例だと思います。もしも二度目に腹痛になったとき、そばに彼氏がいて再び催眠で痛みを忘れさせてしまったらその後どうなったか、催眠者として人事ではすまされないような気がします。</p>
<p>催眠は、ときには考えられないくらいの力を発揮します。しかし、決して過信してはいけません。</p>
<div align="right"><a href="#top">一覧へ戻る</a></div>
</div><br/>
<div class="line-no1"><a name="#qa-02">質問２　自己催眠と他者催眠とどちらが難しいですか?</a></div><br/>
<div class="sikaku-1">
<p>どちらが難しいかといえば、「自己催眠」のほうが数倍難しいと言えるでしょう。催眠誘導する場合、難しい順番としては、自分で自分を誘導する「自己催眠」につづいて、自分の父母、兄弟等、また、あなたが催眠術をやるようになったずっと以前から親しく付き合っている幼なじみ、友人などを上げることができます。</p>
<p>要するに、あなた自身のことをあまりにも知りつくしている人は、どんなに素直な人でも、"こいつに催眠術なんかかけられて、私の心をコントロールできるわけがない"という反発心を多少なりとも持っています。したがって、初心者のうちは、あまり親しい人を被験者にして練習しないほうがよいと思います。</p>
<p>しかし、上達してラポール作りが上手になってくると、父母だろうと幼なじみだろうと、誘導することは可能になってきます。</p>
<p>最初のうちは特に、あまり親しくない人を被験者に選ぶことをお薦めします。</p>
<p>また、人の言うことを絶対に聞かないガンコな人、催眠を極端に嫌う人等は最初のうちは避けたほうがよいと思います。</p>
<div align="right"><a href="#top">一覧へ戻る</a></div>
</div><br/>
<div class="line-no1"><a name="#qa-03">質問３　催眠にかかりやすい人と、かかりにくい人とはどういうタイプの人ですか?</a></div><br/>
<div class="sikaku-1">
<p>よく"あいつはバカだからすぐかかっちゃう"とか"単純だからすぐかかる"という言葉を耳にします。</p>
<p>そんなことは絶対にありません。むしろ、知能の優れた人、何事にも探求心を持ち、頭脳明晰な人のほうが深く入ります。また、普段からイメージカに優れた、芸術家タイプの人等は、非常にスムーズに誘導することができます。</p>
<p>強いて催眠誘導しにくいタイプの人をあげるならば、こちらの言葉の意味を理解できない人、精神に異状をきたしている人等を上げることができます。</p>
<p>男性と女性ではどちらのほうが誘導しやすいか、という質問もよく受けますけど、これは非常に難しい質問で、私としてはまったく同じだと思います。しかし私の経験では、女性のほうが時間的に早く誘導されたように見えるだけで、深い催眠に誘導されていくのはむしろ男性のような気がします。これは男性と女性の筋肉組織の違いとか、ホルモン組織の違いによるものではないかと思います。</p>
<p>特に最初の「運動支配」に誘導するときは、「筋肉組織」のことを頭に入れておかなくてはなりません。</p>
<div align="right"><a href="#top">一覧へ戻る</a></div>
</div>

</div>
]]>
        
    </content>
</entry>

<entry>
    <title>催眠下で顕現した脅威の予知能力</title>
    <link rel="alternate" type="text/html" href="http://www.mesmerism.jp/2009/06/post-2.html" />
    <id>tag:www.mesmerism.jp,2009://1.5</id>

    <published>2009-06-08T07:31:57Z</published>
    <updated>2009-07-13T12:14:34Z</updated>

    <summary> いろいろな体験を経るにつれ、私は催眠が人間の能力をどこまで引きだせるのか、その...</summary>
    <author>
        <name>yoshida</name>
        
    </author>
    
        <category term="サイキックレポート" scheme="http://www.sixapart.com/ns/types#category" />
    
    
    <content type="html" xml:lang="ja" xml:base="http://www.mesmerism.jp/">
        <![CDATA[<div id="entry">
<p>いろいろな体験を経るにつれ、私は催眠が人間の能力をどこまで引きだせるのか、その興味にかられ、さまざまな実験を試みていった。</p>
<p>もう十数年も前のことである。叔母を催眠誘導し、世界最高の「霊能者」だと思い込ませてみたことがあった。最初はありきたりの質問から始まり、たとえば「近いうちに、東京に大きな地震はありますか」という質問に対しては、叔母は何も考えずに「ないわよ、これから10年はない。だけど西のほうにはあるわね」という答えが返ってきた。</p>
<p>私としては、その当時から10年は東京に大地震はないが、西のほうには10年以内に大きな地震があると受け止めた。それから数年が過ぎた１９９５年１月に阪神大震災が起きた。叔母がいったのはこのことなのかどうか、今もよくわからない。だが、叔母の言葉で、私が西のほうで大きな地震があると感じたことは確かである。</p>
<p>次に、ある若者が「今つきあってる彼女とは結婚できますか」と質問した。それに対しては、あっさりした口調で「だめっ、その彼女、あんたじゃない男がいるじゃない、その男と結婚するのよ」という。
私はそのとき、まずいことをいうなと思った。はずれたらどうするつもりなのか。だが、それから約４か月後、叔母の予言はズバリと当たった。若者の彼女は別の男と結婚したのである。</p>
<p>また、当時、ホステスをやっていたある女性が「私と今一緒にいる男ですけど、この人とは将来どうなるでしょうか」と聞くと、叔母は今度は非常にむずかしい顔になり、しばらく考えてから「その男の人は何という名前」といい、名前を聞くとまたしばらく考え、「今年いっぱいね、来年になると会えなくなるわ」とはっきり答えたのだ。</p>
<p>その答えに対して女性が「ほかに好きな女がいるとか・・・」というと、それには答えられず、何か考えている状態が続いた。
　しかし、これもそれから約半年後、驚くべき結果がわかった。その男性は傷害事件を起こし、前科があったため、その年の暮れから７年の刑で服役することになったのだ。
このとき質問した人たちは、全員、叔母とはまったくの初対面であり、ましてやホステスがつきあっている男性に前科があったなどということはだれも知らなかった。</p>
<p>また、ほかの実験で、その場にたまたまスポーツ新聞があったので、次の日の競艇の予想をしてみようという話になった。
　ほとんど遊び半分で、４、５人いたなかの森出（仮名）という男を選び、催眠導入し（彼は以前に何度か催眠導入している。また、競艇は知っているがあまり興味はない）、次の日の予想をさせたところ、もしも12レース中すべて３点買いしていたら、10レースは的中していたという結果が出た。</p>
<p>その後、偶然か偶然でないか、もう一度やってみようということになり、再度、試みたところ、今度は８レース中７レース的中という結果が出た。
　このとき、森出は初回のときも２回目もなぜか「頭が割れるような猛烈な痛み」に襲われたそうである。それ以後、この実験はやっていない。もちろん、森出の頭の痛みは、これも催眠によって徹底的に抜いたことはいうまでもない。</p>
<p>ほかの実験では、他人の小銭入れの中身は、ほぼ確実に当たるという結果が出た。被験者を催眠導入し、小銭入れの中を"見させた"ところ、10円玉いくつ、１００円玉いくつ、と正確に答えるのである。しかし、紙幣や力－ドなど、いろいろなものが入った財布はうまくいかなかった。</p>
<p>それにしても、これはどういうことなのだろうか？こうなるとただの思い込みではとても説明できない。明らかに超常能力が芽生えたとしか思えないのである。ただ、おもしろいことに、この種の実験は、催眠に入ればどんな被験者でもできるというものではなかった。といっても、被験者がもともと特別な能力を持ち合わせていたというわけでもなさそうなのだ。私もよく知っている叔母がそうであるように、普段はごく普通の人たちなのである。
この差がどこにあるのか、この超常能力がどこからくるのか、なんとも答えの出しようがないのが現状である。</p>
</div>

]]>
        
    </content>
</entry>

<entry>
    <title>超知覚が芽生え、同時に頭もよくなる！？</title>
    <link rel="alternate" type="text/html" href="http://www.mesmerism.jp/2009/06/post-1.html" />
    <id>tag:www.mesmerism.jp,2009://1.4</id>

    <published>2009-06-09T07:30:56Z</published>
    <updated>2009-07-13T12:13:39Z</updated>

    <summary> 催眠術というと、「テレビで見たことはあるけど、やらせじゃないの」ぐらいの認知度...</summary>
    <author>
        <name>yoshida</name>
        
    </author>
    
        <category term="サイキックレポート" scheme="http://www.sixapart.com/ns/types#category" />
    
    
    <content type="html" xml:lang="ja" xml:base="http://www.mesmerism.jp/">
        <![CDATA[<div id="entry">
<p>催眠術というと、「テレビで見たことはあるけど、やらせじゃないの」ぐらいの認知度しかないのが現状である。だが、テレビでやっているのは本当であり、しかも催眠のごく初歩にすぎない。
催眠の世界は奥が深い。私も催眠術を実践・研究するようになって、はや40年を超える。その間、どうしても科学的に説明できない現象を何度か経験している。</p>
<p>ある人の依頼で、高校を受験する子供に催眠を施したことがある。受験のために集中力をつけ、勉強が好きになるようにならないか、という依頼だ。その催眠の暗示カテストの段階でいろいろな実験をやってみたが、その中でこんなことがあった。
　被験者の右腕の隣に一本の大根を置き、「この大根は、あなたの右腕ですよ」という催眠暗示を与えておいて、その大根をつまようじてチクチク刺す。すると被験者は、大根が刺されると同時に、右腕につまようじで刺されたと同じ痛みを感じる。次にその大根を腕から遠く離し、同じ実験をしてもやはり同じ反応を示す。</p>
<p>ここまでは「暗示作用」ということで、科学的に説明できるだろう。しかし、この大根を被験者から見えない場所に置いて刺しても、あるいは被験者に目隠しをして実験しても、同時刻に同じ反応を示したのである。これには、やった私のほうが驚いた。被験者はいったいどうやって、大根が刺されたことを感知したのだろうか。
　その後、何回か試したが、結果は同じである。当然、現在の科学では説明不可能だろう。
　また、次のような例もあった。</p>
<p>私の古くからの知人で樋□（仮名）という男がいる。彼は非常に楽しい男なのだが、一般常識的なことに対してはいっさい無頓着な性格で、新聞の政治欄などはおよそ読んだことがない。その彼をある酒席で催眠導入し、「政治評論家」だと思い込ませた。いわゆる人格変換誘導である。
　すると驚いたことに、いきなりむすかしい言葉を随所に入れ、世界情勢をとうとうとしゃべりだしたのである。しかも、こちらの質問に対しても、すらすらと答えることができた。どう考えてもデタラメをいっている感じではない。
　私自身、彼が、そんなむずかしい話は絶対にできないことはよく知っている。だから、そのとき一緒にいた７、８人全員が"樋口は普段わざとバカなふりをしてたんじゃないの"という言葉が出るくらいびっくりしたのである。</p>
<img src="http://mesmerism.jp/images/fukurai.jpg" class="picture-left" alt="福来友吉" />
<p>最近わかったことだが、福来友吉博士も催眠実験を何度も行っていた。記録によれば、ある実験で、催眠に入っていた被験者が、博士の机上に置かれていた専門書の何ページに何が書かれているかをピタリといい当てたことがあったらしい。しかもこの被験者は、高等教育を受けた人ではなく、その学術書の内容を理解することなど、とても不可能だったという（「催眠術の日本近代」　一柳廣孝著、青弓社より）。これは私の行った実験とまるで同じではないか！</p>
<p>図 ２：福来友吉博士。超常能力の実験を行い、世界に先駆けて「念写」という現象を発見した。</p>
<div class="clear-left"></div>
</div>
]]>
        
    </content>
</entry>

<entry>
    <title>集団催眠の記憶</title>
    <link rel="alternate" type="text/html" href="http://www.mesmerism.jp/2009/06/post.html" />
    <id>tag:www.mesmerism.jp,2009://1.3</id>

    <published>2009-06-10T07:25:47Z</published>
    <updated>2009-07-13T12:12:45Z</updated>

    <summary> 私がまだ幼少（５歳か６歳）のころ、父に連れられて、小学校の講堂で催された気合術...</summary>
    <author>
        <name>yoshida</name>
        
    </author>
    
        <category term="サイキックレポート" scheme="http://www.sixapart.com/ns/types#category" />
    
    
    <content type="html" xml:lang="ja" xml:base="http://www.mesmerism.jp/">
        <![CDATA[<div id="entry">
<img src="http://mesmerism.jp/images/kasa.jpg" class="picture-right" alt="" />
<p>私がまだ幼少（５歳か６歳）のころ、父に連れられて、小学校の講堂で催された気合術の実験と講演（当時、怪しげな講演がいろいろあった）を見にいった記憶がある。出し物としては、真っ赤に焼けた鉄の棒を手でしごいたり、体中に畳針を刺したり、そのほか不可思議な技がいろいろあった。それらを演じた最後に、「今、外は雨が降ってきた。今日、来てくださった皆様全員にお礼として傘を進呈する」
と言い、大人全員（このあたりの記憶は定かではないが）に傘を配った。私の父も傘をもらい、その傘をさして家に帰った。家に着いたら、どういうわけか空には雲ひとつ無く月が出ていて、傘だと思って手に持っていたのは、"割り箸"だった。という経験がいまだに意識の底にこびりつくように残っている。今、考えてみれば、これが私と催眠術の初めての出会いであったような気がする。</p>
<p>私の父は、私が27歳のときに他界しているが、若いころから不可思議な話や超常現象に類する話題が大好きだった。父が実際に見た非常に不可思議な催眠術の講演会の話や、霊媒実験の話もいろいろと聞かされている。大正時代から昭和ひと桁の時代のはなしである。
父が話してくれたのが本当の話で、インチキでないとするならば、その当時は日本にも優れた催眠術師が数多くいたことになる。</p>
</div>
]]>
        
    </content>
</entry>

<entry>
    <title>催眠が呼び覚ます力</title>
    <link rel="alternate" type="text/html" href="http://www.mesmerism.jp/2009/07/post-9.html" />
    <id>tag:www.mesmerism.jp,2009://1.16</id>

    <published>2009-07-07T11:10:08Z</published>
    <updated>2009-07-13T12:10:20Z</updated>

    <summary> ≪月刊「秘伝」2007年5月号より転載≫ 催眠術ってなに？ 「催眠術の体験ルポ...</summary>
    <author>
        <name>yoshida</name>
        
    </author>
    
        <category term="催眠と氣、意識と氣" scheme="http://www.sixapart.com/ns/types#category" />
    
    
    <content type="html" xml:lang="ja" xml:base="http://www.mesmerism.jp/">
        <![CDATA[<div id="entry">
≪月刊「秘伝」2007年5月号より転載≫
<a href="http://www.mesmerism.jp/images/hiden/rupo1-1.html" onclick="window.open('http://www.mesmerism.jp/images/hiden/rupo1-1.html','popup','width=400,height=617,scrollbars=no,resizable=no,toolbar=no,directories=no,location=no,menubar=no,status=no,left=0,top=0'); return false"><img src="http://www.mesmerism.jp/images/hiden/rupo1-1-thumb.jpg" width="200" height="308" alt="" class="picture-right" border="0" /></a>
<h3>催眠術ってなに？</h3>
<p>「催眠術の体験ルポをお願いします」と編集氏に言われたときに、正直不安になった。
まず催眠術と聞いてもテレビで見るくらいであまりピンとは来ない。それに筆者白身の疑り深い性格上"催眠術にはかからないのだろう″と思っていたからだ。ところが編集氏は、「大いに結構。できるだけ自然に、ヤラセなしでお願いします」と言ってくる。</p>
<p>そうなると頭をもたげてくるのは好奇心だ。一体催眠術とは何だろう？本当に自分にかかるのだろうか？いつもの秘伝の取材とは違った気分で当日を迎えた。</p>
<h3>リラックスから始まった催眠</h3>
<p>３月某日。今回の体験会には自分の他に編集部員のＭ女史とＨ氏の３人が参加し行われた。もちろん全員催眠術は初めてというメンバーだ。</p>
<p>体験に先立ちまずは吉田氏から簡単な催眠術のレクチャーが行われた。</p>
<p>「スムースに催眠術にかかるにはとにかくリラックスをすることが必要」との説明だが、これが難しい。いざとなると"何をされるんだろう"という恐怖から緊張してしまう。</p>
<p>そんな様子の我々に吉田氏は終始くつろいだ感じで話しながら、何気なくＭ女史を壁に向かって立たせた。その流れが「さあ、それではやりましょう」という感じではなく、ごく自然な雰囲気だったのが印象的だ。</p>
<a href="http://www.mesmerism.jp/images/hiden/rupo1-2.html" onclick="window.open('http://www.mesmerism.jp/images/hiden/rupo1-2.html','popup','width=318,height=926,scrollbars=yes,resizable=no,toolbar=no,directories=no,location=no,menubar=no,status=no,left=0,top=0'); return false"><img src="http://www.mesmerism.jp/images/hiden/rupo1-2-thumb.jpg" width="200" height="617" alt="" class="picture-right" border="0" /></a>

<h3>運動支配と感覚支配</h3>
<p>Ｍ女史との簡単なやり取りの後、次に筆者が呼ばれた。吉田氏は壁に向かって立った筆者の後ろに立ち、肩に手を置き軽く揺らしながら「力が抜けていくよ」と声をかけてくる。自分白身では半信半疑だったが、「後ろに倒れちゃいなさい、大丈夫だから」という言葉に従い"じゃあ、倒れてみようかな"という軽い気持ちでゆっくり倒れてみた。これでいいのだろうか？　この時点で自分が催眠術にかかっているのかかかっていないのか、まったくわからない。</p>
<p>ところが後でこの時の様子を聞くと、筆者はゆっくり倒れたつもりだったのだが、かなりの勢いで倒れたようで「頭を打つのではないか？」と編集氏は心配したと言う。そう聞かされても信じられない。本人にはまったくその気がなかったのだ。</p>
<p>次に座った状態で同じことを行う。すると今度は立った状態では反応が鈍かったＭ女史が、いきなりバタンと倒れこんだ。「わっ、びっくりした」と思わず声を上げるＭ女史。彼女は途中から身体の力が抜け、目の焦点が合わなくなっているのが自覚できたという。幾つかのやり取りのあと、起き上がったＭ女史は、「凄くすっきりしています」と晴れやかな表情で笑う。吉田氏によると催眠にかかった状態は身体がリラックスするため、肩こりなどがほぐれるという。</p>
<p>次に吉田氏はアルミ缶の蓋を机の上に置き、「絶対に持ち上がらない」と声をかけた。半信半疑の表情で蓋に手を掛けるＭ女史だが、「本当に持ち上がらない！」と驚きの声を上げる。</p>
<p>"本当かな？"と筆者も試したのだが、確かに待ち上がらない。これが不思議な感覚で"持ち上げよう″と思っている自分と、"持ち上がらないんだな"と納得している自分がいるのだ。</p>
<p>氏によれば、これが催眠の初歩的な運動支配だという。</p>
<p>次に輪切りにしたレモンを目の前にして「これは酸っぱいということを忘れて、食べたときにものすごく甘く感じますよ」と暗示をかけてもらう。これにいちばん顕著に反応したのが、やはりＭ女史だった。「本当に甘い！」と驚きの声をあげる。催眠によって味覚という感覚すら変えられてしまったのだ。</p>
<a href="http://www.mesmerism.jp/images/hiden/rupo2-1.html" onclick="window.open('http://www.mesmerism.jp/images/hiden/rupo2-1.html','popup','width=318,height=739,scrollbars=yes,resizable=no,toolbar=no,directories=no,location=no,menubar=no,status=no,left=0,top=0'); return false"><img src="http://www.mesmerism.jp/images/hiden/rupo2-1-thumb.jpg" width="200" height="492" alt="" class="picture-right" border="0"  /></a>
<h3>潜在力が解放される！？</h3>
<p>特に驚いたのがＭ女史と行った腕相撲だ。まず最初は普通に対戦、当然これは楽勝で一気に持ってゆける。次に古田氏が彼女に力が入るように暗示をかけて再試合。「さあ、どうだろう？」と手を握った瞬間から″違う″。実際に始めてみると一気に持ってゆけた先程とは違い、今度は押し込めず腕が宙に止まる。それどころか逆に彼女の腕から力が湧き上がり、グワッと襲い掛かってくるのが分かるのだ。さすがに焦って、思いっきり力を込めるのだが一進一退の展開、そこへ吉田氏から、力が抜けるように暗示をかけられたからたまらない。見事に負けてしまった。Ｍ女史は「普段なら途中で。"駄目だ"と思うところでも、全然負ける気がしなかった」と言う。恐らくその意識が、彼女の身体に眠る潜在力を引き出し力の出力そのものを変えてしまったのだろう。</p>
<p>「催眠でその人に眠る力を引き出すことはできます。ただそれはもともと″ある力を引き出す訳で、無い物は無理です。無理をすると身体を壊しますよ」と古田氏は言う。それにしても驚くべき効果だ。</p>
<p>今回の催眠体験を振り返って思うのは、心の働きだ。リラックスするにつれ吉田氏の言葉が心に入り、"そうかもしれないと、言葉に従う自分が生まれてくる。またその過程には少なからず心地よさ、つまり従うこと自体が不快ではないことが重要な要素に思える。また横で実際に催眠にかかった人を見るのも。"あ、こうなるのか"と思う意味でポイントだろう。</p>
<p>「気は心」「病は気から」とは昔から言うが、改めて心が身体をダイレクトに変えてしまうことを、今回の催眠体験を通して体感できた。もちろん催眠術でできることできないこと、はあるだろう。</p>
<p>しかし身体を使う、変えるという方法のひとつとして、催眠の可能性を感じた次第だ。</p>
</div>
]]>
        
    </content>
</entry>

<entry>
    <title>氣も催眠も同じ　意識を通じ身体をコントロールする</title>
    <link rel="alternate" type="text/html" href="http://www.mesmerism.jp/2009/07/post-8.html" />
    <id>tag:www.mesmerism.jp,2009://1.15</id>

    <published>2009-07-08T11:09:21Z</published>
    <updated>2009-07-13T12:09:27Z</updated>

    <summary> ≪月刊「秘伝」2007年5月号より転載≫ 氣もまた心と意識へ働きかけることで、...</summary>
    <author>
        <name>yoshida</name>
        
    </author>
    
        <category term="催眠と氣、意識と氣" scheme="http://www.sixapart.com/ns/types#category" />
    
    
    <content type="html" xml:lang="ja" xml:base="http://www.mesmerism.jp/">
        <![CDATA[<div id="entry">
≪月刊「秘伝」2007年5月号より転載≫
<a href="http://www.mesmerism.jp/images/hiden/hiden-3.html" onclick="window.open('http://www.mesmerism.jp/images/hiden/hiden-3.html','popup','width=400,height=397,scrollbars=no,resizable=no,toolbar=no,directories=no,location=no,menubar=no,status=no,left=0,top=0'); return false"><img src="http://www.mesmerism.jp/images/hiden/3-1.gif" border="0" class="picture-left" width="240" height="250" alt="" /></a>
<p>氣もまた心と意識へ働きかけることで、身体をコントロールするという点では催眠と同じだ。</p>
<p>例えば氣功では施術者が出した氣を被験者が意識し、身体に影響を与える。また効果は違うが冒頭に例として出した触れずに相手を吹き飛ばすのも、意識へ働きかけている点では同じで、どちらも催眠で言うところの他者催眠に近い。</p>
<p>また中国拳法の站椿やヨーガなどで"全身に気を巡らせる感覚を開く"と指導されるが、これもまた意識を通じて自分の身体をコントロールする作業であり、こちらは自己催眠と言えるだろう。</p>
<p>いずれにしろ氣をコントロールするという作業自体が、自己・他者を問わず意識を通じて身体に問い掛ける作業であり、その点では催眠のプロセスとほぼ同じだ。吉田氏は、「氣の全てが催眠だとは言いませんが、心と意識を通じて身体に働きかけるということに関しては催眠と氣は同じだと思っています。特にプロセス・技術という点では、催眠のテクニックを学ぶことで、意識で身体をコントロールする"氣"を通常の何倍も早くマスターすることができます」と言う。</p>
<p>それでは具体的に氣と催眠に共通する要素はなんだろうか？</p>
<p>「イメージです。氣でも催眠でも"どれだけリアルにイメージできるか"それが一番大事です（吉田氏）」</p>
<p>確かに多くの武術が行う"氣"の養成方法も、様々なイメージを持つことで行われる。例えば太極拳では"両手で氣の玉を転がすように"といったイメージを用いる稽古が行われているし、吉田氏が実践する太気拳なども同様だ。</p>
<p>「太気拳で氣を養う立禅は"巨木を抱える"というイメージで行いますが、これはほとんど自己催眠ですよ。ただ先程"リアルに"と言いましたが、これは別に細部まで思い浮かべるというのではなく、本当に心の底に"それがある"と入れてしまうのが重要なんです。心に入ってしまえば、考えなくても本当に感じることができる。自分の抱える太い古木や、葉っぱを揺らす風の匂いを感覚を含めて本当に感じることができるんです。そして催眠の技術というのは瞬間的に心の奥にそのイメージを入れてしまうことなんです。これが催眠でいうところの自己催眠ですね。これができると氣の習得は凄く進みますよ」</p>
<p>では自己催眠を我々が行う方法は無いのだろうか？</p>
<p>「あります。まず全ての基本となるのが"リラックス"で、これは一番大事なんです。どんな時でもサッとリラックスできる。それができれば武術はもちろん生活全部が変わってきますよ」</p>
<p>今回は、特別に吉田氏にご紹介いただいたリラックスするための自己催眠方法を特別に公開、別項にまとめた。興味のある方は是非お試し頂きたい。</p>
<p>「私は武道に催眠は必要不可欠だと思っています。よく"目分を信じて"と聞きますがそれでは弱い。"ある"と本当に感じることで自分も変わるし、それが他の人にも影響を与える。例えば宮本武蔵は自己催眠の天才だったと思いますね。どんな場面でも自分が勝つことを疑わずにいられたから、リラックスして落ち着いて闘え、それが相手にとって気圧された感覚、"氣"の存在として伝わったのだと思います（吉田氏）」</p>
<p>"氣"というと、何か相手をコントロールするイメーージがあるが、何よりも先にまず自分の心をコントロールすることが、気を自分のものにする第一歩なのだろう。そして催眠には、確かにその為の鍵があるのだ。</p>
</div>
]]>
        
    </content>
</entry>

<entry>
    <title>驚愕の催眠世界</title>
    <link rel="alternate" type="text/html" href="http://www.mesmerism.jp/2009/07/post-7.html" />
    <id>tag:www.mesmerism.jp,2009://1.14</id>

    <published>2009-07-09T11:07:49Z</published>
    <updated>2009-07-13T12:08:40Z</updated>

    <summary> ≪月刊「秘伝」2007年5月号より転載≫ 「まず催眠術は大きく、他者催眠と自己...</summary>
    <author>
        <name>yoshida</name>
        
    </author>
    
        <category term="催眠と氣、意識と氣" scheme="http://www.sixapart.com/ns/types#category" />
    
    
    <content type="html" xml:lang="ja" xml:base="http://www.mesmerism.jp/">
        <![CDATA[<div id="entry">
≪月刊「秘伝」2007年5月号より転載≫
<a href="http://www.mesmerism.jp/images/hiden/hiden-2.html" onclick="window.open('http://www.mesmerism.jp/images/hiden/hiden-2.html','popup','width=350,height=520,scrollbars=no,resizable=no,toolbar=no,directories=no,location=no,menubar=no,status=no,left=0,top=0'); return false"><img src="http://www.mesmerism.jp/images/hiden/2-1.gif" border="0" class="picture-left" width="160" height="220" alt="" /></a>

<p>「まず催眠術は大きく、他者催眠と自己催眠の二つに分かれます。一般的にテレビなどで見ることの多いのは他者催眠、催眠術師によってかけられるスタイルです。難しさということで言えば他者催眠の方が簡単。自己催眠は非常に難しいです」と吉田氏は言う。</p>
<p>自分をコントロールする自己催眠に比べ、他者をコントロールする・他者にコントロールされる他者催眠の方が簡単というのは意外なようだが、これには理由がある。</p>
<p>「催眠というのは意識を誘導する作業です。一見自分の意識をコントロールする方が簡単そうですが、自由な意識に自分で催眠の指標を作り維持するのは難しい。他者催眠の場合は外から指標を与えられて導かれるので意識をコントロールしやすい訳です」</p>
<p>なるほど、丁度"無心になろう"といくら頑張ってもなれないのと同じ感覚と言えるだろう。自分の意識ほどコントロールし難いものは無いのかもしれない。</p>
<p>「催眠で重要なのはラポール作りです。簡単に言えば催眠者と被験者の間の違和感を無くしてリラックスさせることですね。このラポール作りができれば催眠は70パーセント成功したと言えるでしょう」</p>
<p>しかし全ての人とそう都合良く信頼関係が築けるとは思えない。なかには催眠術に対して懐疑的・否定的な人もいるだろう。そうした人を相手にした場合、催眠術は無効なのだろうか？</p>
<p>「確かに誰でも間違えなくとは言えません。ただ私の場合元々武術への興味から催眠に入った人間ですから、究極的には敵対する人間に瞬間的に催眠をかけるのが目標なんです。ですから私の催眠は相手を選ばず、かなりの確率でかけられます」と吉田氏は言い切った。</p>
<p>流石は武術家・吉田氏ならではの発想だ。しかし具体的には一体どのように行うのだろうか？</p>
<p>「一番基本的なことは誰もが持つ無意識を意識に変えることです。一番具体的な例を上げるなら呼吸ですね。普段無意識で行っている呼吸を意識させて、息を吐きながら肩、腕、首、目と部分ごとに順番に身体の力を抜かせてリラックスさせる。大切なのはリラックスさせることです」</p>
<p>今回の取材にあたり編集部で３人の被験者を用意し、実際に吉田氏が催眠をかける場面を目の当たりにしたのだが、終始氏が３人をリラックスさせるべく、穏やかな口調と態度で３人に話しかけていたのが印象的だ。</p>
<p>特に面白かったのは被験者に催眠をかける際に、必ず被験者の背後から声をかけつつ、被験者の身体に手を触れ軽く動きを誘導する場面だった。</p>
<p>呼吸に意識を集中し、力を抜いているところに物理的な接触で微妙な揺らぎをつくり、肉体的な不安定感を作りつつ、言葉では「リラックスして、凄く気持ちがよい」と安定感を与えるのだ。この吉田氏の声が横で聞いていても、何か深いところに届く安心感を与える声なのだ。つまり、被験者にとっては肉体的なアンバランスを吉田氏の言葉で補う状態が出来上がっている訳だ。</p>
<p>後で被験者の女性に話を聞くと、催眠術をかけられている間は、目は開いていても焦点は合わず、吉田氏の声しか聞こえない状態だったという。ただ理性自体は喪失したわけではなく自分でも"あれ、（催眠術に）かかっているのかな？"という想いはあったという。彼女は吉田氏の指示通り後ろに倒れたのだがこの時も"あ、倒れちゃった"と想いつつも"まあいいか"と、積極的に抵抗する気が無くなっていたという。</p>
<p>一見すると馴れ合いの"ヤラセ"のようだが、同じく催眠をかけられた男性の被験者に話を聞いても、「不思議に抵抗する気がなくなって、（吉田氏の言葉に）"ああ、そうなんだ"と思ってしまう」と話しており、被験者の抵抗感自体を失わせてしまい、一種合意の主従関係をつくってしまうのが催眠状態と言えるようだ。</p>
<p>また催眠の影響は単に行動的な範囲に留まらず、感覚的な部分も含んでいる。それが明確になったのは被験者にレモンを食べさせた場面だ。吉田氏に「もの凄く甘い」という催眠を入れられた女性の被験者は輪切りのレモンを饗り、「本当に甘い！」と驚きの声を上げたのだ。</p>
<p>詳しくは後述の催眠体験ルポ（34～35頁）をお読みいただきたいが、単なる思いこみではなく、催眠で五感の一つ、味覚が変化したことが分かるだろう。</p>
<p>逆に催眠術で一番かかりにくいのは、疑り深い人ではなく、関心がない人だという。</p>
<p>「疑り深い人はこちらの言葉を聞いて何かを考えたり意識したりする訳で言葉が入りますが、無関心な人は言葉が入っていかない。そうなると難しいですね」</p>
<p>ここまででごく初歩的な催眠のメカニズムは理解することができた。端的に言えば、催眠とは心と意識に直接働きかけることで感覚を含む身体をコントロールすることと言える。</p>
<p>では氣はどうだろうか？</p>
</div>
]]>
        
    </content>
</entry>

<entry>
    <title>氣と催眠は同じなのか!?</title>
    <link rel="alternate" type="text/html" href="http://www.mesmerism.jp/2009/07/post-6.html" />
    <id>tag:www.mesmerism.jp,2009://1.13</id>

    <published>2009-07-10T11:06:50Z</published>
    <updated>2009-07-13T12:07:47Z</updated>

    <summary> ≪月刊「秘伝」2007年5月号より転載≫ 手を触れず人が飛ぶ。あるいは手をかざ...</summary>
    <author>
        <name>yoshida</name>
        
    </author>
    
        <category term="催眠と氣、意識と氣" scheme="http://www.sixapart.com/ns/types#category" />
    
    
    <content type="html" xml:lang="ja" xml:base="http://www.mesmerism.jp/">
        <![CDATA[<div id="entry">
≪月刊「秘伝」2007年5月号より転載≫
<a href="http://www.mesmerism.jp/images/hiden/hiden-1.html" onclick="window.open('http://www.mesmerism.jp/images/hiden/hiden-1.html','popup','width=350,height=520,scrollbars=no,resizable=no,toolbar=no,directories=no,location=no,menubar=no,status=no,left=0,top=0'); return false"><img src="http://www.mesmerism.jp/images/hiden/1-1.gif" border="0" class="picture-left" width="200" height="260" alt="" /></a>

<p><br />
<p>手を触れず人が飛ぶ。あるいは手をかざすだけで倒れてしまう。</p><br />
<p>日本武術、中国武術を問わず、多くの読者がこんな光景を一度は目にしたことがあるはずだ。そしてその時、こう思わなかっただろうか？</p><br />
<p>「これって催眠術の一種じゃないの？」と。</p><br />
<p>確かに現象としては似ている。ほとんどの場合、飛んだり倒れたりするのは術者の弟子や関係者であり、意識、無意識を問わず両者の間に何らかの関係が存在している。無論、飛んで行く人間はそこに何かしらの現象、本特集で言うところの″氣″を感じているのだろうが、第三者的に見る限りは催眠術で操られているのと変わらない。</p><br />
<p>もちろん催眠術と氣か同じだとは思わないまでも、そこに何かしらの類似点があるのではないか？と考えるのもまた自然だろう。</p><br />
<p>"氣と催眠術は関係あるのか？"</p><br />
<p>今回の特集にあたり、そんな長年の疑問を催眠カウンセラーの吉田かずお氏にぶつけてみた。</p><br />
<p>吉田かずお氏。ドンキーカルテットをご存知の、ある程度のお年の方には"ジャイアント吉田"のお名前でご紹介した方がピンとくるかもしれない。</p><br />
<p>また熱心な秘伝読者であれば数年前の本誌太気拳特集（04年12月号）でご登場頂いた氏の姿をおぼえているだろう。吉田氏は柔道を講道館･三船久蔵師範の元で学び、太気拳の創始者・滞井健一師の草創期の弟子である武術家でもあるのだ。その際にも多少ご紹介したのだが、吉田氏は独学で催眠術を修得し、現在催眠カウンセラーとして活躍されている。</p><br />
<p>では催眠術はもとより、武術にも造詣の深い吉田氏は、氣と催眠の関係をどのように考えているのだろうか？</p><br />
<p>すると吉田氏は、「凄く関係ありますね。何を以て氣とするのか難しいのですが、氣と呼ばれるもののある部分に関しては催眠でもほとんど同じ事ができます。だから催眠を知ることで氣も進むし、武術は飛躍的に進歩しますよ」とお答え下さった。</p><br />
<p>仮に催眠と氣に同じ部分があるなら、その共通項を見ることで、氣のあり方も見えるのではないか？</p><br />
<p>では翻って催眠術とは何だろう？</p><br />
<p>催眠という言葉自体は既に一般的ではあるが、現実にその存在を知る機会と言えば、時折テレビで見る程度というのが実情だろう。考えてみれば知っているようで知らない催眠の世界。まずは催眠の世界へ分け入り、そこからさらに氣の世界に踏み込んでみたい。</p><br />
</div></p>
]]>
        
    </content>
</entry>

</feed>

