催眠術についての質問-その2

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初心者として最初のうちは、十才から十五才くらいまでの、大人の言うことをよく聞く素直な子供を被験者にすることをお薦めします。そして、必ずそばに第三者がいることを条件に、テスト練習することが望ましいでしょう。そばに誰もいないと、被験者に恐怖心を持たせてしまう場合があります。

次にあなた自身がリラックスして、ちょっとしたゲーム感覚で始めるとよいと思います。そのときあなたは被験者に、初心者だということを絶対にさとられてはいけません。

少し慣れてきたら、飲み会とか、ちょっとした家族パーティー等で練習してみるのもよいと思います。そのようなときは催眠に興味のある若い女性が望ましいでしょう。

"アルコールが入っていても、催眠にかかるのか"という質問もよくありますが、泥酔状態は別として、人間アルコールがちょっと入ると、普段よりもリラックスした状態になります。したがって誘導しやすくなることも事実です。

催眠の誘導技術を上達させるには、いろいろなタイプの被験者に接してみなくてはなりません。いろいろなタイプとは、男性、女性、年齢的に、下は六才ぐらいから、上は八十才くらいまで、あなたの言うことをよく理解できる人なら誘導することは可能です。

ただし、あまり高齢者になると、難しいところがありますので、最初のうちは避けたほうがよいと思います。



催眠は、覚醒法がしっかりしていれば、後遺症は絶対にありません。 しかし、一人の被験者に何度も導入していると、その被験者の導入されるテンポがどんどん早くなり、しまいには、指ひとつ鳴らしただけで、運動支配も感覚支配も通り越していきなり記憶支配に入ってしまう場合もあります。

したがって一人の被験者に、いたずら半分に掛け続けることは、絶対にやってはいけないことです。

私事で恐縮ですけど、私は四十年以上催眠にたずさわり、今まで何千人という被験者を対象に、いろいろな催眠をやってきました。しかし、今までに後遺症になった人は1人もいません。これで後遺症はないという証明になるのではないでしょうか。



はっきり言って同じです。しかしメンタルトレーニングの場合は、自己催眠的なこと(自律訓練法等)を取り入れた指導が多く、他者催眠的な誘導はあまり取り入れていないはずです。「瞑想誘導催眠」等は取り入れる場合はありますが、強力な他者催眠誘導はまだ日本では取り入れていません。私個人としては、何人かの有名プロスポーツ選手の個人指導はやっていますが、メンタルトレーニング的な指導ではなく、あくまでも他者催眠的指導です。結果としては、心のトレーニング、心のコントロールに関して言えば、「催眠」以上のものはないと断言します。

近年日本でも、各種プロスポーツの世界や大学の運動部では、メンタルトレーニングは当たり前に取り入れられるようになりました。これも最近の話で、一昔前までは、スポーツは肉体の鍛錬と練習のみであり、心のトレーニング等は考えませんでした。

私の知るかぎりでも、優秀な指導者に恵まれ、すばらしい効果を上げているのも実際に見ています。 要するに、メンタルトレーニングも「催眠」なのですから、書籍等で覚えようとしても無理が出てきます。やはり、しっかりした指導者について学ぶべきだと思います。

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このページは、yoshidaが2009年5月 9日 16:34に書いたブログ記事です。

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